イベントインフォメーション
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2018.10.11
JCOAL(石炭エネルギーセンター)では、石炭利用技術に関わる知見を共有化し、新たな技術開発テーマの創出に資することを目的にセミナーを開催しています。
石炭利用拡大、高効率化、環境保全に向けた種々の取り組みについて、毎回テーマを設定し、ご専門の先生を招いてご講演をいただいております。
本年度第1回の勉強会として、「多様な炭素固定技術」のテーマで「地下高温域におけるCO2鉱物固定」「土壌における炭素隔離」「土壌炭素隔離機能から見たバイオ炭」の3つのご講演を計画しました。
従来のCCSとは視点を変えた炭素隔離に関しご理解を深めていただき、ご意見ご感想を含めてご討論頂ければ幸いでございます。
○開催要領
日 時:2018年11月6日(火) 14:00~16:40
(東京都港区西新橋1丁目15-1 大手町建物田村町ビル)
定 員:先着100名
申込み:ご参加をご希望される方は、参加申込書に必要事項をご記入の上、11月2日(金)までにメール(送信先)にてご連絡いただけますよう、お願いいたします。
技術者セミナー「多様な炭素固定技術」
日 時 |
平成30年11月6日(火) 14:00~16:40 |
場 所 |
TKP新橋カンファレンスセンター ホール5B |
参 加 費 |
JCOAL会員企業・団体は無 料 (なお、席に余裕がある場合は会員外からも受付[参加費\3,000]) |
定 員 |
100名(原則として会員優先先着順とさせていただきます。会場の都合上、一企業から多数の申込みがあった場合、別途調整をお願いすることがあります。) |
プログラム
14:00~14:05
14:05~14:55
14:55~15:45
15:45~16:35
16:35~16:40
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開会挨拶(JCOAL)
○地下高温域におけるCO2鉱物固定に関する検討 (一財)電力中央研究所 地球工学研究所 研究参事 海江田 秀志 様 (講演要旨) CO2が水に溶けて地層内の鉱物と反応し炭酸塩鉱物となれば、固体として安定に貯留されます。この鉱物化は通常の地層では数百~数千年が必要と成っていますが、温度が高ければ反応が加速されることが知られています。この現象についての抗井実験検討を主題にお話していただきます。
○土壌における炭素隔離は制御可能か? (国研)森林研究・整備機構 森林総合研究所 土壌資源研究室 室長 石塚 成宏 様 (講演要旨) 土壌は陸域で最大の炭素貯留プールとなっており、この増減が今後の大気中CO2変動のキーとなる可能性を秘めています。この土壌炭素貯留機能が有効利用できるかを主題にお話していただきます。
○地球温暖化防止の土壌炭素隔離機能から見たバイオ炭 (国研)農研機構 農業環境変動研究センター 上級研究員 岸本 文紅 様 (講演要旨) 農地の土壌炭素量を増加させることは、地球温暖化の緩和と農地の生産力向上の両方に役立ちます。中でも、未利用バイオマスなどを資源とするバイオ炭は半減期が長く安定性が高いため期待されています。バイオ炭の農地施用と社会実装事例の紹介なども含めて、研究課題や展望を主題にお話していただきます。
閉会挨拶(JCOAL)
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