Q6:省エネや省資源には役立つのか?
セメントを構成する4種類のクリンカは、元素レベルで調合された各種原料を、ロータリーキルンにて約1450℃で焼成した後、粉砕し製造されます。

石炭灰は粘土と組成が類似するため、粘土の代替として使用可能です。ただし石炭灰は粘土に比較してシリカ(SiO2)の量が少ないため、粘土代替としての使用量は40~50%が上限といわれています。

(出典:財団法人 エネルギー総合工学研究所 新エネルギーの展望 -石炭火力発電の灰処理問題を探る- 石炭灰の有効利用 1996年3月)
