コールバンク

石炭の産地・性状データベース

当機構では、NEDOからの委託を受けて企業や大学・研究機関等のCCT開発やCCT事業化を効率的に支援することを目的として、世界各国の石炭に関する品質、特性等のデータを管理し、情報および実サンプルを提供する「コールバンク」を開発し、2018年4月から新運用を開始しています。

  • コールバンクの特徴は以下のとおりです。
    1.無煙炭、瀝青炭、亜瀝青炭、褐炭まで世界中の100を超える様々な炭種が登録されています。
    2. データの分析は当機構の責任の元で実施しております。
    3.データの閲覧は無料です。

    1. 想定される活用事例
      1.石炭調達の際、産炭地の炭種を概観するのに利用。
      2.複数の研究機関が共通のサンプル炭で試験することにより、試験装置や試験条件の違いに焦点を絞った比較検討や議論に利用。
      3.日本企業が保有する高度なCCT技術を産炭国に輸出する際の事前検討に利用。

    是非とも、コールバンクをご活用下さい。

    • コールバンクでは、登録済み石炭の以下のデータが閲覧できます。
      1.採炭国とその炭鉱位置
      2.一般分析値
      (全水分、発熱量、工業分析、元素分析(C, H, N, S)、全硫黄、灰中硫黄、灰融点(酸化、還元)、灰組成、粉砕性試験、るつぼ膨張試験、塩素wt%、フッ素wt%、水銀)
      3.微量成分分析値(登録済み石炭の一部に限る):非公開分析値

      1. 分析法:
        1.一般分析
        ・全水分 :JIS M8820(2000)
        ・工業分析:JIS M8812(2004)
        ・元素分析:JIS M8813(2004)およびJIS M8819(1997)
        JIS M8813:元素分析方法・・・C,H,N,S以外
        JIS M8819:機器分析装置による元素分析方法・C,H,N,S
        ・発熱量:JIS M8814(2003)
        ・溶融性試験:DIN51730(2007)
        ・灰組成:JIS M8815(1976)
        2.微量成分分析
        フッ酸フリーマイクロ波抽出/誘導結合プラズマ質量分析法
        (通称 : AIST法) *

        * ISO 23380 Annex B (2013年)および論文法(Analytica Chimica Acta (2004年), vol.514, pp.115)を基にした改良法

        1. 石炭有識者による委員会
          Jコールバンクは下記の石炭有識者で構成されるコールバンクの拡充検討委員会のご指導を受けて構築しました。
          •  委員長 成瀬 一郎(国立大学法人名古屋大学 未来材料・システム研究所システム創成部門 教授)
          •  委員 吉永 淳(学校法人東洋大学 生命科学部応用生物科学科 教授)
          •  委員 野口 嘉一(電源開発株式会社  開発企画部長(技術企画担当))
          •  委員 寺前 剛(出光興産株式会社  石炭事業部石炭・環境研究所 主任研究員(環境技術担当))
          •  委員 木本 政義 委員(一般財団法人 電力中央研究所 エネルギー技術研究所 火力運用保守領域 上席研究員)
        2. データの取扱について
          ・データの二次配布は禁止しています。
          ・データ利用の際は出典を明記下さい。