2023.10.05
お知らせ

カーボンリサイクル実証研究拠点 NEDO斎藤理事長見学

令和5920日、カーボンリサイクル実証研究拠点に国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の斎藤保理事長らが来所し、本拠点の見学と研究開発を実施する事業者との意見交換が行われた。

見学の冒頭、塚本理事長から挨拶を行った。以下、その挨拶の要旨を記す。

「国のカーボンリサイクル政策のもと、NEDO様が進められるカーボンリサイクル実証研究拠点が、大崎クールジェン様と当機構が採択を受け、2020年7月から整備が開始されました。当機構は、これまで、3つの研究開発支援事業項目を実施してきました。一つ目が「研究拠点化の最適化検討」でございます。具体的には、敷地のレイアウト検討、共用棟・研究棟の建設を行いました。二つ目が「事業者の研究支援」でございます。具体的には、当機構事務所を現場に構え、駐在者を2名配置することで、現場の安全・衛生管理を行うことで、研究開発を支援しております。三つ目が「対外支援活動・広報活動」でございます。具体的には、NEDO様が主催するイベントや、見学会を通じて、本拠点化及び研究成果を国内外にアピールしています。これまで、20238月時点で、延べ85団体766名の方が来所頂き、見学及び意見交換を行っております。本拠点は、20229月に開所式、202211月には西村経済産業大臣のご来所もあり、国内外の様々なメディアで取り上げられております。9月28日には、カーボンリサイクル国際会議のエクスカーションとして、本拠点の見学会が行われる予定でございます。今後もNEDO様のご指導の下、カーボンリサイクル研究成果を広く世界に発信し、その普及活動を支援していく計画です。」

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見学の様子(川崎重工業グループ)
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集合写真(IMAT基盤技術研究所玄関前)
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概要説明の様子(会議室)
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塚本理事長挨拶の様子

技術連携戦略センター 田中 恒祐