高島炭鉱の概要

高島炭鉱~日本初の近代化炭鉱であり、初めて蒸気機関を使っていた~

  • 1695
    石炭発見
  • 1869
    佐賀藩とトーマス・グラバーが共同出資で採掘開始
    北渓井坑にて日本で最初に蒸気機関車が導入された。日本初の洋式立坑でもある。
  • 1881
    グラバー破産後、後藤正二郎を経て、岩崎弥太郎が経営開始
  • 1893
    岩崎弥太郎が三菱合資会社として高島炭鉱を経営開始
  • 1899
    蠣瀬(かきせ)立坑(深さ168メートル)完成
  • 1907
    二子斜坑完成
  • 1965
    二子立坑(深さ966メートル)完成、日本有数の海底炭田となる
  • 1966
    高島炭鉱最盛期:出炭量154万トン、従業員3,000人
    これ以降、石炭から石油へとエネルギー需要が変化し、石炭の需要が下降していく
  • 1978
    高島炭鉱下降期:出炭量72万トン、従業員1,070人
  • 1985
    坑内爆発事故
  • 1986
    石炭需要が低下する中、前年の坑内爆発事故に追い討たれるようにして、閉山
三菱高島貯炭場.jpg