Q10:JIS規格品フライアッシュ有効利用に関する今後の課題は?

  • 現状、「JIS A 6201 コンクリート用フライアッシュ」規格品として流通し、セメント混合材・コンクリート混和材用途で有効利用されているフライアッシュ(JIS灰)は、石炭灰全体発生量の4%にも満たない30万t程度です。
  • JIS灰の有効利用量を増大するためには、以下のような取り組みが必要であると考えられます。
    • ①発注者、施工者、生コンメーカー等に、フライアッシュのセメントコンクリート混和材としての特長を理解していただくための活動
    • ②フライアッシュセメントコンクリートの配合設計技術の高度化や先鋭化(地域に合わせた使用方法および、技術の普及)
    • ③生コン工場でのフライアッシュ利用に必要な設備対応